This is it
私が、アメリカ(とアメリカ人)の一番好きなところは、その「雑さ」だったんだということに今更気づいた。
神経質で几帳面な人もたくさんいるだろうが、全体的に言うとかなり雑な国、それがアメリカである。
今日発見した雑リスト↓
ホテルの部屋のカレンダーの破り方がかなり雑で、新しい月のページが少し破けている。
今日、バスに乗った時に、乗り合わせたアメリカ人に「どの飛行機に乗るんだ?」と聞かれて、「ジェットブルーです」と答えたら、特に根拠はなかろうが、「Good Choice!(良い選択だ)」とものすごく明るく言われた。
アメリカ人は、どうしてこんなに大らかで明るいのだろうか。
かなり適当である。
最高である。
「雑さ」というのは、あちこちに空いた隙間隙間に、異質な者をも受け入れる懐の深さ
がある。キッチリと綺麗に整備されていて、隙間がなければ、人は無意識レベルでで
も、その中にうまく入りきらなければと息苦しさを感じるのではないだろうか。
隙間を発見した私は、もう本当に嬉しくなってしまって、密かに心の中で腹を抱えて笑
ってしまった。