Here is like a heaven

今日は、言葉にできない衝撃を受けてしまった。

 

考えてもみてほしい。

 

街の雰囲気も、建物も、道を歩いている人々も、お店に陳列している商品も、空気の乾燥具合でさえも、全てがパーフェクトに自分好みな場所というのは、この地球上にあるのだろうか。なかなかそんなの難しいと思うだろう。

 

いやしかし、それがあったのである!!!

 

それがここ「ブルックリン」(詳細を言うとウィリアムズバーグ)だ。

 

例えて言うなら、自分が密かに一番好きだった歌手の曲を、この町の人も全員、密かに一番好きだった、実は一致していた、みたいな感じなのである。

 

 

えーーーーーーーーー!!!!!

 

 

とにかくビックリするくらい、みんな「良い雰囲気」である。

オシャレと一言で片付けてしまえばとてもオシャレだし、そんな街は世界にも他にあるが、しかしその具合が、私の「最も好みな形で形成されている」のだ。

 

私はそんな空気の中を歩きながら、深刻に考え込んでしまった。

 

私は、ここの住人ではないからである。

 

旅というのは、その場所を「通り過ぎること」が前提である。

 

そう遠くない将来、ここを通り過ぎる瞬間を想像した時、

 

憂鬱を通り越して、少し恐怖すら感じてしまった。